インタビュー
生活支援員: 河野 真由美(入職5年目)
どうしてこの職場を選んだのですか?
4年前邑南町にUターンし、フルタイムで働ける仕事を探している時、縁あって愛香園に声をかけてもらいました。障がい者の支援施設ということで、経験がないため不安はありましたが、ちょうどその頃放課後児童クラブで子供たちの支援や見守りをしており、発達障がいと診断された子供さんと関わっていましたので、障がいのある方の支援にとても興味がありました。施設見学の際、気さくに声をかけて下さる利用者さんや職員の皆さんの雰囲気がとても温かく、帰る頃にはここで働きたいと気持ちが固まっていたように思います。
現在の仕事の内容を教えてください。
生活支援員として、利用者さんの生活全般の支援をしています。具体的には、日々の活動内容の提案、食事や入浴の支援、金銭管理、買い物や旅行に一緒に出掛ることもあります。また、対人関係のトラブルや事故がないよう見守ることも大切な仕事の一つです。
この職場でやりがいを感じることは何ですか?
愛香園では、日頃から利用者さんの運動不足を解消するため、音楽に合わせて体を動かす健康体操を活動に取り入れています。それを高齢者施設等へボランティアに出向いた時などに、披露する機会があるのですが、利用者さんたちが緊張しながらも真剣に取り組み、普段以上のパフォーマンスができた時に、達成感を得られると同時にやりがいを感じます。
この職場で苦労していることは何ですか?
利用者さんには色々な方がいて、障がい特性も様々です。個々の障がいに合わせた活動ができればいいのですが、難しいのが現状です。また、利用者さんの高齢化が進み、健康で安全に生活できるよう様々な配慮が必要になります。
今はまだ経験や知識が少ないため、時に支援に行き詰まりを感じることもありますが、そこをクリアしたり、またはクリアしようと諦めず様々な支援方法を繰り返し、その人に合った支援を探し求めるところに、障がい者支援の魅力を感じることができます。
どんな自分になりたいですか?
まずは、今よりも障がいの特性や理解を深め、自己研鑚を重ねてスキルアップしていきたいと考えています。そのうえで、利用者さんが施設や地域の中で安心して暮らしていけるよう、そのサポートができる支援員になりたいです。
応募を考えている人にメッセージをどうぞ!
私は何の経験もないままこの世界に飛び込みましたが、一番有難かったのは職場の人間関係がとても良かったことです。分からないことは遠慮せず聞けましたし、上司・同僚からは、日常的に温かいアドバイスをもらい、とても働きやすい職場環境です。
また、私は40歳を過ぎて契約職員として入職しましたが、当法人には職員登用制度があり、入職2年余りで正規職員として採用されました。
障がい者の支援施設というと「経験がない、資格がない」「私には向いてない」と二の足を踏みがちですが、一歩踏み出してわかることもたくさんあります。少なくとも私は、この職場に入って本当に良かったと思っています。利用者さんの喜びを自分の喜びとして感じることのできる職場だと思います。この職場で一緒に働いてみませんか。
職業指導員: 野田 秀幸(入職12年目)
どうしてこの職場を選んだのですか?
私が学生の頃、保育所、高齢者施設等への就職を悩んでいる中、障がいのある方への支援に興味を持ち、愛香園で実習をしたことがきっかけでこの職場を選びました。当時の実習の中で、支援は関わり方を工夫することで、できなかったことが突然できるようになることがあると気付き、利用者さんの力が発揮できた時や、その力を発見できた時に喜びとやりがいを感じました。そして、この職場で働きたいと思いました。
現在の仕事の内容を教えてください。
現在は「四ツ葉ショップ」という製品即売所で、毎日利用者さんと一緒にパンや焼き菓子を製造・販売しています。四ツ葉ショップを代表するパンの種類の中で、林檎の砂糖漬けが入ったりんごロールパンがあります。そのりんごロールパンを中心に、利用者さん10名、職員4名で毎日20種類程度のパンを作り、道の駅や近隣の事業所に販売しています。
この職場でやりがいを感じることは何ですか?
障がいのある方も障がいのない方も、世の中には苦手だったりできないことが数多くあります。それを克服することはとても時間がかかることで、全てのことを克服できるわけではありません。利用者さんを支援していく中で、苦手なことやできなかったことを、支援をすることにより一緒にできた時は、特に喜びを感じることができます。しかし、結果が全てではなく、どれだけの時間を費やすか分かりませんが、一緒にひとつの目標に向かって行くその過程こそが、とても大切なことだと感じています。今は、その過程を利用者さんとどれだけ共有して大切に過ごしていけるか、というところに自分自身のやりがいを感じています。
この職場で苦労していることは何ですか?
支援をしていく中で、自分の関わり方やアプローチ方法が合っているのかと、迷ったり苦労することがあります。時には、自分の支援が原因で情緒が不安定になる利用者さんがいらっしゃいますが、その都度、反省や原因を追究し改善することにより、さらにより良い支援ができると思っています。
どんな自分になりたいですか?
私の職場には、利用者さんの話を聴き、本音を引き出すのがとても上手な上司、人にとても分かりやすく話を伝える先輩、知識が豊富な同僚、自分では気づかない視点を持っている後輩など、様々な職員が働いています。皆さんの良いところを見習い、誰もが私を必要としてくれる存在になりたいと思っています。
応募を考えている人にメッセージをどうぞ!
人と接することが多いため、大変に思うこともあります。しかし、それ以上に嬉しいことや楽しいこと、やりがいを感じることができる職場です。上司・先輩・同僚・後輩は頼りになる職員ばかりです。支援はチームで行います。応募を考えているあなたの力を必要としています。同じチームの一員として、ここで一緒に支援の喜びを分かち合いましょう!
保育士: 日高 美咲(入職3年目)
どうしてこの職場を選んだのですか?
結婚を機に夫の故郷である邑南町にきました。以前は児童福祉施設で勤務をしていたので、経験を活かして働くことができる職場を探していました。施設見学の際に職員さんの暖かな人柄にふれ、職場の雰囲気も良かったので、働きたい気持ちが強くなりました。周囲に特別支援学校があり、学校と連携した支援ができることも魅力的でした。女性の職員さんから子育てがしやすい環境であることを教えていただいたことが、新婚の私には魅力的でした。
現在の仕事の内容を教えてください。
くるみ邑美園児童部で保育士として利用者さんが楽しく生活できるように生活全般の支援をしています。対象児童の立場にたって考えるよう、日々取り組んでいます。また、季節を感じることができるように季節感のある掲示物の作成にとりくんでいます。
この職場でやりがいを感じることは何ですか?
全部です。(笑)利用者さんのできなかったことが、できるようになった姿を見ることが一番嬉しい瞬間です。
この職場で苦労していることは何ですか?
職員の人数が多くて、働き始めの時は名前を覚えることが大変でした。新しい職場で、覚えることが多く、戸惑うことも多かったのですが、先輩職員に優しく教えていただいたので、あまり苦労した覚えはありません。
どんな自分になりたいですか?
色々なことを経験し、視野を広げて、利用者さんの気持ちに寄り添った支援ができる支援者になりたいと思います。子どもが好きなので、くるみ邑美園児童部でしっかり頑張りたいと思います。
応募を考えている人にメッセージをどうぞ!
仕事をするうえで職場の人間関係や雰囲気は大切だと思います。私はこの職場の雰囲気の良さが大好きです。子育てと自分のやりがいを両立できる職場だと思います。結婚を機に転職された方、子育てしながら働くことができる職場を探している方、ぜひ一緒に働きましょう。
事務員: 服部 美紗登(入職6年目)
どうしてこの職場を選んだのですか?
“子育て中でも働ける職場”と考えていた時に、この職場の事務員募集を見つけました。当時、勤務している方に、子育て中の職員も多く、子供がいても働きやすい環境だと教えていただきました。また、高校時代、簿記等の会計に関することを学んでいたこともあり、自分のスキルを活かすこともできるのではと思い志望しました。
現在の仕事の内容を教えてください。
会計業務、労務管理、利用者さんの預り金管理など、庶務全般の仕事をしています。
この職場でやりがいを感じることは何ですか?
お金に携わる仕事で、常に正確さを求められるため、緊張感を持って業務を行っています。新たに覚えることばかりで、勉強にもなり、自分のスキルアップにも繋がるのでとてもやりがいを感じています。
この職場で苦労していることは何ですか?
主に事務業務をしているため、利用者さんとの関わりが少なく、利用者さんとコミュニケーションをとることが難しかったのですが、支援員に利用者さん一人ひとりに合った接し方を優しく教えていただけるので、今では不安なく業務を行っています。
どんな自分になりたいですか?
「この人になら」と信頼して仕事を任せてもらえる存在になりたいです。経験を積み、自己研鑚に努め、専門的な知識と人間力をスキルアップしたいです。
応募を考えている人にメッセージをどうぞ!
職種に関係なく、障がいのある方、地域の方、販売業者の方、同業種の方など、たくさんの方と関わることのできる職場です。人と接することが好きな方にはピッタリの職場だと思います。人の温もりを感じることができるこの職場で、ぜひ一緒に働きましょう。